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内田康夫の『十三の冥府』という本。この本は“浅見光彦シリーズ”の1冊。個人的にはこのシリーズを読むのは久しぶりかも知れない。図書館へ行ってもこのシリーズのハードカバーはたくさんあるのだが、さすが人気作家の人気シリーズって事もあって、なかなかキレイな状態の本が少ないのが実状(これは宮部みゆきなんかもそう)。だから、逆に自分あたりは人気作家は借りないというか借りられないっていうか……(別に潔癖症ではないんだけどね)。今回もブックオフにて買った本である。 作者がプロットを立てて作品を書くという人ではないというのは、有名な話であるが、今回もその所為か行き当たりばったりのストーリーではある。まっ、実際の事件を調べようとすれば、論理的ではなく、行き当たりばったりになるであろうから、ある意味リアルなんだけどね(笑)。 ただ、推理というよりは当てずっぽうがそのまま真実になるというような展開っていうのは、毎回ながら気になる部分ではある。なんか推理というよりはほとんど勘って感じなんだよね。その辺は作家が上手く操作できてしまう部分だけにどうにも納得しかねる部分ではある。 まっ、とはいえ、そんなことは今回の作品に限ったことではないので、今更どうのこうとって言う訳ではない。個人的にもこのシリーズはミステリという感じは読んでいないし……。 それに今回の旅の題材はなかなか興味深かった。日本の歴史の根底を揺るがすような話。ほとんど眉唾のような話だけど、面白く読むことが出来た。 ミステリの部分に関しては……あんまり……。珍しく人がたくさん死んだなぁ〜〜。
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