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柴田よしきの『RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠』という本。この本は柴田よしきのデビュー作品。第15回横溝正史賞を受賞した作品でもある。著者の作品は何冊か読んではいたものの、このデビュー作品は読んでいなかった。本の粗筋を読んでみて、なんか面白そうだなぁ〜〜って思って読んでみた。 面白かった。 物語の中で起こる事件の衝撃的なこともあるが、主人公の女性刑事・村上緑子という人物のキャラも壮絶にインパクトがあって強烈だった。ちょっとビックリするくらい性に対して奔放なのだ。なんだか事件と共に一歩間違えればR指定になりそうな勢い。 男性社会の警察組織の中で頑張る女性刑事というキャラは、最近のテレビドラマの中でも扱われていたし、別に警察に限らず設定としては1つのパターン的な印象も受ける。ただ、その男性社会の中で、ここまで女性というものを意識させる物語も珍しいのではないだろうか。それこそ“性”を主張しているのだ。 それに物語はミステリ的要素の他に恋愛小説的な要素もとても色濃い。それが個人的には強過ぎる感じも受けるのだが、それは村上緑子という女性を語る上では外せない要素なんだろうね。 いやぁ〜〜、良かった。
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