正美樹の読書・音楽日記!

アクセスカウンタ

zoom RSS 森博嗣『εに誓って』

<<   作成日時 : 2006/08/06 22:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 森博嗣の『εに誓って』という本。この本はGシリーズの4作目。シリーズとしては現在のところ最新刊である。森博嗣のシリーズものというと、S&MシリーズやVシリーズなどが思い浮かぶが、このGシリーズが1番売れているらしい。なぜだろうと思う面もあるが、思うに今までのシリーズに登場するキャラクター総動員で描かれているからだろう。それに真賀田四季の存在が見え隠れしているっていうのも、ついつい気になってしまう要因。作品自体の評価は……いろいろなサイトを見てみてもそれほど芳しくないのだが……最新刊が出ると読みたくなってしまう魅力は十分にあると思っている。

 今回の舞台はハイジャックされた高速バスの中。読んでいるとミステリなのだろうか?とついつい思ってしまいたくなる内容なのだが……なるほど、そうか……と。こういう展開って、あるようでないよね。そういう設定かぁ……。ちょっと偶然が重なり過ぎている面は感じるのだが……まぁ、いいだろう。

 この本でも根本的なGシリーズの謎は解明されていない。ただより具体的に真賀田四季の存在が明確になったくらいだ。この謎はとうぶん引っ張るんだろうね……きっと。

 ミステリとしては、なんか実は大きな仕掛けが全体に散りばめられていたってことになるんだろうけど、それほどインパクトを感じないのは何故だろう。それは冷静過ぎるバスジャックの情景の所為だろうか。淡々とひたすら冷静な雰囲気の漂うバスの中。まっ、それはそれぞれに理由があった訳であるけれど……(笑)。なんだかなぁ〜〜。

 …………、ん?

 あっ、理由が分かった。そうか、探偵役が存在しないんだ。トリックは存在しているのだが、それを解くために存在する探偵が明確にはいないんだ。事件が終わって、それが事実として分かるという流れだから。謎はあって、最終的にはその謎は解ける。……が、それがすべてが終わってからってことに、どうもすっきりしないものを感じている。

 そういうことか……。納得。

εに誓って (講談社ノベルス)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
森博嗣『εに誓って』 正美樹の読書・音楽日記!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる