麻耶雄嵩『神様ゲーム』
麻耶雄嵩の『神様ゲーム』という本。この本は講談社の“ミステリーランド”シリーズの最新刊である。子供向けを標榜して出しているシリーズであるが、実際は作家によって捉え方はだいぶ違う。今回の麻耶雄嵩は普段の作品に比べれば、だいぶ子供を意識した作品になっている。まぁ、子供探偵団あたりを登場させるという点は安易な気もしなくもないが……まぁ~~いいでしょう。
この作品をミステリとして考えるときに非常に微妙なのが、“神様”の存在である。自称神様の小学生が登場するのだが、それがまた単なる名探偵的な存在なら分かるのだが、読んでいるとどうやらホントに神様っぽい感じの存在なのだ。連続して起こっている猫殺しの犯人を根拠もなく名指ししたり、殺人犯人に天誅を与えたり。
もちろんメインの謎に関しては、神様の介在なしに推理しているのだが、それだけにどうして神様なる小学生を登場させたのか?よく分からない。敢えて言うならば、ページ的な説明を簡潔にするため。ページ的な制限があるために余計な部分を省くためだけの存在って感じなのである。その所為か全体的な印象が微妙である。
ラストに関してはもう少しの説明が必要だったのでは?と思うのだが……どうでしょう?1つの謎の解決(つまり殺人のトリック)があって、それに納得したのだが……最後に衝撃的な展開がある。まぁ、1つの解答があったのだから、それを元に更なる推理を働かせることは可能だが……印象としては不十分。
なんか勿体ない!!
この作品をミステリとして考えるときに非常に微妙なのが、“神様”の存在である。自称神様の小学生が登場するのだが、それがまた単なる名探偵的な存在なら分かるのだが、読んでいるとどうやらホントに神様っぽい感じの存在なのだ。連続して起こっている猫殺しの犯人を根拠もなく名指ししたり、殺人犯人に天誅を与えたり。
もちろんメインの謎に関しては、神様の介在なしに推理しているのだが、それだけにどうして神様なる小学生を登場させたのか?よく分からない。敢えて言うならば、ページ的な説明を簡潔にするため。ページ的な制限があるために余計な部分を省くためだけの存在って感じなのである。その所為か全体的な印象が微妙である。
ラストに関してはもう少しの説明が必要だったのでは?と思うのだが……どうでしょう?1つの謎の解決(つまり殺人のトリック)があって、それに納得したのだが……最後に衝撃的な展開がある。まぁ、1つの解答があったのだから、それを元に更なる推理を働かせることは可能だが……印象としては不十分。
なんか勿体ない!!
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