森博嗣『クレィドゥ・ザ・スカイ』……真相は……
森博嗣の『クレィドゥ・ザ・スカイ』という本。この本は“スカイ・クロラ”シリーズの第4冊目(時系列上……一応書いておこう)。この本はシリーズの中でも特異な作品となっている。主人公はもちろん戦闘機乗りなのだが、それが誰であるか明確に示されていないのだ。それでもきちんと読んでいけば分かりそうなもんなんだけど、どうにも曖昧で分からない。っていうか、わかりにくい。ただ、あとに続くのは『スカイ・クロラ』ってことを考えると、限定されるのは確かなんだけどなぁ~~。
最初、読み始めた時は前作に引き続きクリタジンロウが視点の物語だと思った。それは『フラッタ・リンツ・ライフ』からの流れで読んでいるっていうのもあったし、病院から抜け出してからのフーコとの関係を見ていると、まずそう感じるのは自然ではなかろうか。
ただ、途中からおかしくなる。サガラアオイの言った“あなたはキルドレに戻った”という言葉。これはどう考えてもクサナギスイトに当てはまる。それにこの言葉って女性のキルドレにしかあり得ないよね?(違う?)クリタジンロウは男性だったよなぁ~~。トキノと同室だったし。
途中で入れ替わった?なんかクサナギスイトが殺しに来た場面があったし……(でも繋がらないなぁ)。
ラストでまた分からなくなる。エピローグでのカンナミの登場だ。それにソマナカなる記者がクサナギに似ていると言い、今のクサナギは別人とか言っているし……(戦死したとされるが復帰したとか……)。
もう分からん。ただ、キルドレには記憶障害あるという部分がポイントなんだろうか。それが何かと何かを結んでいるような……。
やっぱ短編集を読まないとダメかぁ~~。なんか全然スッキリしない。そして、自分の読解力のなさに嫌気が……。
とりあえず短編集だね。


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